駐車場を底から支える柱と梁
当社の昇降横行式(4階以上)では、パレットを吊り上げるために重要な「駆動シャフト」を、70mm径の無垢材(中空ではない一体材)で製作しています。
さらに、製造工程では焼きなまし※製法を採用しています。この2つの設計製法により、シャフトが非常に強固に仕上がり、安全性と耐久性が増します。
あらゆる環境で長期間使用しても、安心できる構造を実現しています。
※焼きなましとは…金属を一定温度に加熱した後、ゆっくり冷却することで、内部の歪みを取り除き、粘り強く折れにくい性質に処理する技術です。
留め具が万一破損しても外れない「留め具外れ防止装置」
駆動シャフトの固定部(留め具)は重要部品ですが、当社では“万一”を想定し、留め具が破損した場合でもシャフトが外れないための「留め具防止装置(外れ防止)」を、地上3階以上のパレットに標準的に搭載しています。
さらに01で使用している焼きなまし製法による高強度なシャフトと組み合わせることで、シャフト本体の強度と取り付け部の安全性の両面から、機械駆動時の安全につなげています。
3階以上のパレットに「傾き・転落防止」の安全装置
地上3階以上のパレットには、パレットの傾きや転落リスクを抑えるための安全装置を設置しています。
この装置は、機械の動きが設定範囲を超えたときに検知し、動作を制御するための仕組みです。
高所階ほど安全設計の重要性が増すため、当社では該当階に安全装置を搭載し機械駆動時の安全につなげています。
吊りチェーンの水平部を雨水から守る(雨水カバー)で劣化を抑制
地上2~4階式で使用する吊りチェーンには、雨水防止用のチェーンカバーを取り付けています。
チェーンが水平に移動する部分は特に雨水を受けるため、その部分に鋼材で製作した庇形状のチェーンカバーを
取り付けています。
これによりチェーンに塗布した油の保持性が増し錆の劣化を防ぎ安全駆動につなげています。
パレット横行時の振動を防ぐ緩衝具
地上2〜4階のパレットは横行時に振動や騒音が発生するため、その数値を和らげる緩衝具を取り付けています。
横行レール上を横行台車が移動しますが、横行レールと主柱の各接点部分に緩衝具を取り付けています。
また、横行レールの端部には横行台車がオーバーランしないよう、ストッパーを取り付けて安全保持に努めています。
地上階パレットの吊りブロック構造
地上階パレットは、左右2ヵ所ずつの吊り具(チェーン・ワイヤー)で吊られ上下動を繰り返しています。
左右2ヵ所ずつの吊り具の先端ボルトはパレットに対して垂直に固定されているため、万一パレットが傾いた時に吊りボルトが破断する危険性があります。
そのため弊社では、特に強固にパレットを吊り上げる「吊りブロック構造」を採用しています。
吊りブロック内で吊りボルトを水平に固定することにより、より安全性に富んだ吊り構造となっています。











